おみがき
10月28日に宗恩寺の報恩講が勤まります。
今日は報恩講で用いる仏具のおみがきをしました。
普段使いの仏具に代えて、報恩講の時にいる仏具(花瓶や鶴亀)があるので、1年間の汚れを落として使用します。
御本尊の前の卓にかざる真鍮製の花瓶(かひん)を、この商品名「ピカール」という液体の金属磨きを使って綺麗に磨き上げます。

ピカールの液を布につけます。

ピカールには溶剤と研磨剤が入っています。ピカールをつけた布で金属をこすって、汚れを落としていきます。

布はすぐに真っ黒に汚れてしまいます。この汚れが爪の隙間に入るとなかなか落ちず、後で困ることになるので、手袋をはめて作業します。

ピカール液で磨いては拭き取りをして、またピカール液で磨き、拭き取る・・・を繰り返し、約30分後のビフォー・アフターです。

【左】まだ磨いていない花瓶 【右】磨き上げたばかりの花瓶
やはり磨きたては、輝きがちがう!!
今日は花瓶を1対磨きました。
明日以降、中尊前の鶴亀や御絵伝の香炉などを順次磨いていくつもりです。